美味しいお茶の淹れ方講座・2

第一回「お湯について」はこちら



第二回!美味しいお茶の淹れ方講座はじまるよー。ヾ(´ω`=´ω`)ノ

第一回目の投稿から、すでにひと月。

タイトルにナンバリングをしているからには続けないとですね。



前回の講座はお湯を沸かす内容でした。

ええ。まだお湯を沸かしただけなんですよね。

お湯を沸かしたまま一か月が経ちました。(*´∇`*)



じゃあ、今日の内容は『湯冷まし』にしましょう!

せっかく沸かしたのに、冷ますの?(´・ω・`)

と疑問に思われるかもしれませんが。

そうなんです。(`・ω・´)

冷ますんです。(`・ω・´)

※ じゃあ、もともと沸騰させなくてええやん。って思った方は前回の講座を読んでみてください。





『湯冷まし』って言葉はみなさん聞いたことがあると思います。

なぜ湯冷ましするか?

と聞くと、

したほうがお茶が美味しくなるから。(●´ω`●)

と応えてくれます。大正解です。



じゃあ、

なんで湯冷まししたほうが美味しいの?

と聞くと、

わからないっす。(;´Д`)

となります。

それでは、ここをちょちょいと取り上げましょう。







お茶の味は茶葉から浸出するお茶の成分が決めています。

茶葉から成分が出るからお茶が美味しく感じるんですよね。

茶葉から出る成分は多様にありますが、大きく三種類にわけることができます。


・アミノ酸
旨味、甘味

・タンニン(カテキン類)
渋味、不快感のない苦味

・カフェイン
苦味


カフェインだけ身も蓋もないなぁ。(≡ω≡.)

お茶の辞典参照なんで、私は悪くないです。カフェインさん、許してね。

つまりお茶の成分にアミノ酸の割合が多く、カフェインの割合が少なければ、それは人が美味しいと感じるお茶になると考えられます。



んで、上記の3つにはそれぞれ得意な温度がありまして、


・アミノ酸
わりとオールマイティー。どの温度でもそこそこ頑張るよ。調子がいいのは60、70℃くらいかな。

・タンニン
コツコツ地道に成分出します。なかなか煮え切らない。タンニンの本気を見たければ80℃以上は必要です。

・カフェイン
高温メチャ得意。ぶわーって出るよ。逆に60℃以下は苦手です。


注目するのはカフェイン(苦味)が低い温度だと抽出されにくい、という点です。





最初の疑問に戻りましょう。

Q なんで湯冷ましするの?

A カフェインの割合が少なくなり、かわりにアミノ酸・タンニンの割合が増え、全体としてお茶のバランスがよくなるため。

こんな感じの解答でいかがでしょう。.。゚+.(・∀・)゚+.゚







上級煎茶ほど湯冷ましすると美味しさが増してきます。

湯冷ましをしっかりやるのは一煎目だけで、二煎目は熱いまま淹れるのもアリです。

すっきりとした渋味が口の中をさっぱりしてくれます。食後に最高ですね。(*´∇`*)



いつも急須に熱湯をジャーのアナタ!

たまには湯冷ましされてみては?






それでは次回の更新で。ヾ(´ω`=´ω`)ノ




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