今回はなんとなくお茶の基礎知識の話をします。
静岡県は日本最大の茶産地です。
そして静岡のお茶といえばそのほとんどが深蒸し系のお茶になるでしょう。
深蒸し茶は茶葉を加工するさいの「蒸し」の工程を長くし、茶の繊維を細かく、より味や成分が抽出するように加工したものになります。
つまりこういう見た目です。
茶葉ひとつひとつが細かく、濃い味がでそうですよね。
では逆に「蒸し」の工程を短くするとどうなるか
こうなります。
ピンと伸びた葉が格調たかいですね。
これが浅蒸し(または若蒸し)煎茶です。普通蒸し煎茶とも呼ばれます。
湯を注いでみましょう。
これが湯をいれた直後の状態。
深蒸し茶はいれて3秒で色がでてきます。すでに色が出始めてますね。
浅蒸し茶はただのお湯にしか見えません。
続いて、これが1分ほど経過した状態。
違いは明らかですね。
深蒸し煎茶は「濃い味」「濃厚な旨み」「爽快な渋味」と、味わいにチカラを入れているといわれています。
浅蒸し煎茶は「美しくテリのある茶葉」「芳醇な香り」「スッキリとした飲み口」とバランスよく表現されます。
舌だけでなく、外観や香りといった五感で楽しめる煎茶といえるでしょう。
お好みは人それぞれ、飲み比べてみることをオススメします。
お茶専門店であれば深蒸し、浅蒸しの二種を用意してくれるでしょう。
もちろんくぼた園でも違いが明確にわかる商品販売しております。
興味がある方がいたら
などはいかがでしょう。
遠方の方はインターネットで、近場の方は是非当店に足をお運びください。
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