くぼた園の頒布茶会では、店長からの手紙を同封しています。
今回はそれを載せてみました。
こんにちは。10月新頒布茶会をお届けします。
昨今のお茶業界。すこし前からブームがきていると噂だったのが「抹茶」です。
茶道として抹茶を楽しむのではなく、抹茶道具をそれ以外に使用していくというスタイルが流行っています。
たとえば、茶筅。
本来はお茶をたてるときに使うものですが、これをコーヒーやココア、牛乳に使用する。空気を絡めて混ぜることで、よりクリーミィな風味になります。
抹茶じたいも、飲むのではなく、食用に使用する。抹茶スイーツとか流行ってますね。
茶道として使う抹茶は安くても40gで800円と値段は高めですが、食用の抹茶なら100gで600円ほどと安めに購入することができます。
たくさん入っているので、濃いめに作り上げて楽しむことができます。
抹茶は敷居が高く、興味あるけどやったことない人は多いのではないでしょうか?
抹茶がカジュアルになっているときだからこそ、チャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。
さて、今月の頒布茶は「ぐり茶」です。
お茶の葉を摘んだあと、揉んで細くしていくのですが、そこの作業をまるまるやらないのがぐり茶です。
揉む作業をはぶくことにより、茶葉の繊維をあまり傷つけずにお茶を完成させることができます。
その結果、苦み渋味のすくないまったりとした美味しさを楽しむことができます。
静岡県の東部地区、伊豆のほうでは「お茶といったらぐり茶」となるくらい親しまれている味です。どうぞお楽しみください!
台風の多かった9月も終わりました。これから過ごしやすい気候になるといいですね。
気温が下がるとともに、お茶もおいしく感じるようになってきます。
たくさんお召し上がりいただければ嬉しく思います。
店長 窪田寛之
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