あけましておめでとうございます。
今年も富士銘茶くぼた園をよろしくお願いいたします。
2023年1月の頒布茶をお届けします。今月のお茶は「特上ほうじ茶」です。
年末年始、普段よりも食べて飲んで・・・胃腸がお疲れではないですか?
香りがよく、胃にも優しいほうじ茶で、年末年始にかけて疲れた体を労わってください。
ほうじ茶は、焙じ原(ほうじげん)と呼ばれる大柄な葉や茎を焙じたお茶です。
焙じることによって、香ばしい香りが生じるだけでなく、カフェインが減少、さらにリラックス効果をもつテアニンが増加します。
カフェイン量はゼロではありませんが、煎茶・紅茶より少なく、コーヒーの1/10程度となります。妊婦さんやお子様にもお勧めできる飲み物です。
近年では、テアニンだけでなく焙じることによってうまれる「ピラジン」という香り成分に注目が集まっています。ピラジンはリラックス効果が期待できるほか、「血液サラサラ効果」「血行をよくし冷えの改善」「疲労回復」の作用があります。寒い冬にピッタリですね!
ピラジン効果を最大限に引き出すため、熱い湯(95℃程度)で淹れるのがよいでしょう。
当店のある富士市はほうじ茶にチカラをいれています。
【富士市を茶の香り溢れる街に】とスローガンを作り、富士市ほうじ茶宣言を発表しました。
富士のほうじ茶をご当地ブランドとし、良質なほうじ茶をつくる認定店を増やし、全国的な知名度の向上を目指しています。同梱したチラシもご覧ください。
今回のみなさまにお送りしたくぼた園のほうじ茶もモチロン【富士のほうじ茶
ブランド認定商品】です。
どうぞお楽しみください。
ほうじ茶のおいしい淹れ方
1.ほうじ茶のおいしい淹れ方はまずお湯から。しっかりと沸騰させましょう。
2.茶葉の量は1人なら3g 4人で10g程度を目安にお使いください。茶葉が非常に軽いので3gでもかなりの量になります。はかりを使用し、量を確かめてみるとよいでしょう。
3.ほうじ茶の香りを楽しむためにフタのある急須を使いましょう。実は香り成分は湯気の中に溶け込みます。お茶を淹れるまでしっかりフタを閉めていることが、香り良いほうじ茶をお召し上がりになるコツなのです。
4.抽出時間はさっと30秒程、躊躇せずに一気に湯呑に入れましょう。急須の蓋をあけて中の熱気を逃がすことで茶葉の余計な蒸らしを防ぎ、二杯目もおいしくお召し上がりいただけます。
今年一年が良い年になるといいですね。次回もお楽しみに!
店長 窪田寛之
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